足の臭いも角質のガサガサもどうにかしたい!簡単なフットケアは?
空気の乾燥しやすい冬場は肌が乾燥するように、足裏が乾燥してかかと部分がガサガサの状態になったり、ひび割れや足の臭いといったトラブルなども起こりやすくなります。特に乾燥して角質がたまった足裏は、非常に皮膚が厚く硬い状態になってしまうので、定期的にフットケアを行い、トラブルを予防することが大切です。
足の臭いは角質ケアが不十分なことが原因の一つ
毎日綺麗に体を洗っているつもりでも、靴を脱いだ時に足の臭いが気になるといった悩みをお持ちの方は少なくありません。基本的に足の臭いの原因とされるのはお手入れが不十分なことが挙げられます。
特に普段シャワーで済ませてしまっている方は軽く洗うだけで蓄積した角質のケアや、足の指の間まで念入りに洗浄していないことも多く、これではどんどん汚れが蓄積する状態に繋がります。足裏の皮膚がガサガサの状態になるのは皮膚の乾燥と、蓄積した古い角質が十分に除去出来ていない結果なのです。
足裏は皮脂腺が存在しないため元々乾燥しやすく、自然には保湿を行うことが出来ません。そのため肌を乾燥させないためには自分で日頃から保湿を行うことが必要となります。
また乾燥した皮膚はきちんと排出されずに蓄積しやすいため、古い角質を栄養とする細菌が繁殖しやすい環境となり、増えた細菌が汗と角質を分解する際に発生する悪臭が嫌な足の臭いになります。
そこで行うべき対策はシャワーではなくお風呂に入り皮膚を柔らかくしてから角質除去を行うことです。適切な対策を行うことで細菌が増えない環境を作ります。角質除去を行った後は通常よりも乾燥しやすくなるので、お風呂上がりにはクリームなどで十分に保湿を行うことが大切です。
足の臭いはブーツや靴などを長時間履きっぱなしにすることで、汗の逃げ場がなくなり足全体が蒸れることも臭いが発生する原因となります。そのため制汗効果と消臭効果の高いフットクリームなどを活用することも効果的です。
自宅で行える足裏のお手入れ方法
蒸れやすいブーツなどを長時間履く場合などは、足の臭いトラブルが起こりやすくなるのでフットクリームやスプレーなどを活用して制汗効果や消臭、殺菌効果を与えることが足の臭い対策に繋がります。
ただ根本的に足が汚れていたり、角質ケアが不十分な場合フットクリームを利用しても細菌の増殖を防ぐことが出来ないので、日頃から自宅でフットケアを行い足を清潔に保つようにしましょう。 洗浄する場合は足の指の間を念入りに洗浄剤で綺麗にし、汚れが残らないように丁寧に洗います。足がガサガサとした乾燥状態にある方は、清潔にした後に角質ケアも丁寧に行うようにしましょう。
自宅にある手軽に利用できるケア方法には、お酢を利用したピーリングケアがおすすめです。料理などで使用するお酢には有機酸が豊富に含まれており、この有機酸が角質除去に最適な成分となっています。使用方法は、両足を入れることが出来るサイズの洗面器にお酢とお湯を1:3の割合で入れて足を30分ほど浸すだけです。
そうするとピーリング効果によって古い皮膚が浮かび上がるので、フットケア用のブラシを利用して軽く擦るようにすればポロポロと綺麗に剥がれていきます。この時にゴシゴシ擦ってしまうと、肌に傷をつける可能性があるので優しくピーリングを行うようにしましょう。
専用のやすりなどを利用する方法もありますが、どこまで削ればいいのかわからないという方も多いので、手軽に利用できるお酢を利用したピーリングケアや、市販の尿酸入りのクリームを利用してマッサージをするのも効果的です。
足の臭い対策は爪のケアも大切
足の臭いを根本的に解決するには、清潔に保つことや角質ケアが非常に重要です。そして足の指の間を綺麗にする際に注目したいのが、爪の間です。爪の間にも細菌や角質汚れが入り込んでいる可能性があるので、専用のネイルブラシを利用して洗浄することをおすすめします。
不要になった歯ブラシを使用しても良いのですが、硬めのブラシだと爪や皮膚を傷つけてしまう可能性があるので、専用のネイルブラシや柔らかめの歯ブラシを利用することがポイントです。 ネイルブラシは適度な角度で優しく使用し、細かく動かすことで入り込んだ角質を爪溝からかき出すことが出来ます。
柔らかい毛先でマッサージをするようにケアをすれば、ブラシの心地よい刺激によって足の血行を改善する効果もあるので、普段のバスタイムの際にお手入れに取り入れることで足先の冷えなどを改善する効果も期待することが出来ます。
ケアを行った足裏は、お風呂から上がった時点では潤ってしっとりとした状態ですが、すぐに水分は蒸発して皮膚が乾燥してしまいます。そのためお風呂から上がったら、体の保湿と同じように足裏全体を保湿クリームでケアするようにしましょう。
足の指は1本ずつ円を描くようにクリームを揉み込むようにしていけば、指から爪先まで潤いが十分に浸透させることが出来ますし、血行促進にも効果があります。 爪が伸びている方などは間に汚れが溜まりやすくなるので、定期的に爪をカットして清潔な状態が維持出来るようにしておくことも足の臭いを防ぐために非常に重要です。
足裏などに蓄積しやすい古い角質は、きちんとお手入れをしないと足の臭いやガサガサしてしまう原因に繋がります。念入りにケアを行って自信が持てる足を手に入れましょう。